第1回研究会 三菱電機中津川を視察
2011年8月10日
8月5日、24期の第1回研究会を開催し、当会の名誉会員が以前勤めていた三菱電機中津川製作所、並びに飯田市内のメガワットソーラー発電施設を視察した。参加者は約15人。新建新聞社の社員も数人同行した。主に、住宅の太陽光発電事業について、同社の担当から太陽光発電事業に関する説明を聞いた後、同社の展示施設を見学した。
太陽光発電については、太陽光パネル、パワーコンディショナーといった太陽光発電システムの原理から性能などについて学んだ。三菱電機のパネルは、現行製品は多結晶だが、いずれは単結晶でより精度が高いものに移行していくことや、同社のパワコンの性能は、90数パーセント他社製品に比べて高効率であるといったことを教えていただいた。
三菱電機中津川製作所は、風、空気、水と光をテーマに事業を展開しており、換気扇、熱交換換気装置システム、ジェットタオル、太陽光発電事業などの各種製品とその基本原理などを説明した展示物を見ながら、専属の若手女性から丁寧に案内していただき、日ごろ何気なく利用している換気設備や住宅設備機器の技術の裏づけなどが知れてなるほどとうなずくことが多かった。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/works/nakatsugawa/
中津川からの帰途は、飯田市内の丘陵地帯にあるメガワットソーラー施設に立ち寄った。東日本大震災を機に注目される巨大な太陽光発電施設を目の当たりにすることができました。
投稿者:株式会社新建新聞社